『人前で話すと緊張してしまう』というのは、どのような意識からくるのでしょうか?
ハキハキと話さねば・・・
良いこと・おもしろいことを言わねば・・・
相手に気に入られなければ・・・
このような「ねばならない思考」「べき思考」というものに囚われて
緊張やあがり症に悩まされている人はとても多いです。
緊張やあがり症から、自分は「話し下手だ」「話すことに苦手意識がある」
という解釈をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私も、そのような苦手意識の持ち主でした。
それを克服するべく行動してきた経験から、考えることをお伝えしていきます。
伝えたい内容に集中する
人前で話す時に緊張してしまうということは
【他人にどのように見られているか】に気を取られ、
伝える内容に集中できていない可能性があります。
どんなに緊張して、話すのが苦手であっても
【相手に何を伝えたいのか】その自分の思いには正直になり、
しっかり集中していきましょう。
伝えたいと思うことから、目を逸らさないことが大切です。
集中するためには、例えば、大変シンプルなことですが
【伝えるための準備を徹底する】ということが効果的です。
準備の時に、なぜ伝えたいのか、何のために伝えるのか、伝えた先に相手にどのように変化してほしいかまで、想定しておくことができると良いでしょう。
なぜなら、人は、感情で動かされる生き物だからです。
何を伝えるかももちろん大切ですが、その言葉で表現される内容に
あなたの「思い・感情」を乗せることが大切です。
プレゼンテーションや、人前で意見を言う時には、
思いを整理して準備を徹底し、伝えたい内容に集中できるように努めましょう。
根本にある記憶を受けいれる
人前で話すときの苦手意識は
これまで生きてきた経験、教育環境からきていることが多いです。
例えば、親や周りから受けてきた言葉、思いを言わずに我慢してきた経験、
人前で恥ずかしい思いをしてきた経験など、
自分の中で消化しきれていないことがあるかもしれません。
そのような記憶が、話すことへの苦手意識の根本にあることがあります。
たとえ、時間がかかっても良いです。
その記憶と向き合い、本当の意味で自分を受けいれていくことが
自分の思い・考えを伝えることへの抵抗を克服することにつながります。
ハードルの低いことから試していく
人前で話すことへの苦手意識を取り払い、
堂々としたキレのある発言の姿勢を見せることは
とてもハードルの高いことでもあるでしょう。
しかし、ハードルの低いことからなら、行動に取り入れられるかもしれませんね。
例えば、
・口角を上げて、明るい表情を心がける
・聞き手に対して「ありがとうございます」と感謝の言葉を添えるようにする
・話す前に、必ず深呼吸をする
・「大丈夫」と自分に言い聞かせる
など、
本当に些細なことから試し、行動を積み重ねることで
人前で話すということに対して、苦手意識ではなく、
ポジティブな意識で臨めるように、捉え方を変えていくことができます。
今、自分ができる簡単なもので構いません。
自分に合った行動を積み重ねて、トレーニングしていきましょう。
最後に
今回の内容は、いかがでしたか?
皆さまの日常の課題解決につながるヒントとなれれば、幸いです。
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